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もう
誰の言葉も届かない
嘘もないけど理由(わけ)もない

もし
許されるなら 川になり
水を運んで暮らしたい

真水に棲む魚を住まわせて

泡沫(うたかた)はじける時 夢をみる

つねに心のままに


この
世界の果てに君がいる
それだけで熟睡できる

さて
寂しがりやに憧れて
世界を瓦礫にしようか

真水の川が一つ残りゃいい

余計なものは地層に溶かそう

つねに心のままに


あれ
帰る家さえわからない
歩き方さえ忘れてる

ああ
歪みは歪みを保って
君が望んだ闇になる

真水に命が蠢(うごめ)くならば

私も 瞼のない目を見張る

つねに心のままに
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